家族と学ぶ国語

学校で子供たちは同級生との会話で、驚いたときには「ウェ、ヤッベ」と言っているかもしれません。気に入った遊びを見つけては「ハマル~」と言っているかもしれません。テレビで流行する言葉は子供たちの日常会話では普通に使われています。そういう言葉を知っていなければ友人とノリのいい会話ができない場合もあるでしょう。

たいていの子供は、友達と話すときの面白おかしい言葉が中学受験では使えない言葉だということを知っています。「ヤバイ」は本来はよくない時に使う言葉で、しかもあまり上品ではない言葉である、ということはたいていの子供にもわかるのです。「ぜんぜんイケる」になると文章そのものが成り立っていない事も分かっています。

しかし、ら抜き言葉などは知らず知らず日常会話に入り込んでいます。国語の試験の解答を書くときに無意識に使ってしまう言葉です。また、「全然」や「全く」などは、後に続く文は否定形になると決まっている言葉ですが、家族が使い方を誤って子供たちに話しかけていれば、無意識に間違ってしまうのです。

中学受験をする年齢の子供たちに、家族の言葉づかいは非常に大きな影響を与えます。家族が正しい日本語で会話することは家庭教育の基本の一つなのです。