物語から学ぶ国語

国語の力を伸ばすためには、その文章が何を表現しているかを迅速に読み取る能力が必用です。早い時期から、あらゆる文章を読み慣れている方が国語力が上がるのは周知のことです。幼少期から、絵本を読んだり読み聞かせをしてもらった子供は、文章に対する理解力が早くから身に付くのです。

文章を理解するということの一つは、文章から「何が起きたか?何をすべきか?」を理解するという事です。新聞や商品の取り扱い説明書などを読み慣れていれば、このタイプの理解は早くなります。

もう一つは、その文章から、「何を思ったのか?どういう感情を抱いたのか?」を理解することです。説明文や新聞では、人間の心の機微に触れることは難しいのです。こういうことを読み取る力を身に着けるには、物語や小説を数多く読むことが効果的です。

小説や物語を数多く読んで育った子供はいわゆる多感な子供になります。時には大人びたものの思い方をすることもあります。中学受験の国語では情緒的に早熟なほうが有利なのです。

物思いは個人差があり千差万別ではありますが、国語の試験に出る問題ではある程度パターン化された解答を要求されます。小説や物語を数多く読んでいる子供なら、一般的にこの文章、言葉ならどのような感情を表現しているのかを知っています。また、解答には、どのような言葉がふさわしいのかも心得ているのです。