書く力が合否を決める

試験では、正確に読みやすくしっかり書くことが大切です。ところが、実生活ではメールやインターネットの発展で書く機会は激減しています。家族や友人に何か伝えたい時に、もっとも活用されているのはメールです。何か調べ物をするときにも、インターネットで情報を得て、それをパソコン内にコピペしておけば自分は記憶しなくてもいい、書かなくてもいいのが現代社会です。

このような生活習慣は、残念ながら中学受験の国語にはきわめて不利な習慣です。「穀物」や「華麗」という文字は読めてもかけない人はいくらでもいます。でも中学受験では書けなければ話にならないのです。書かなければいけない試験は現状では大学や大学院の入試でも同じです。

一気に大量に読みやすい文章を書けるようにするには、やはり訓練しかありません。幼少期から物を書く環境にあれば、あえて訓練の必要もないかもしれませんが一般家庭でものを書く機械はそう多くはありません。受験勉強をするときには、書く動作を組み入れた学習方法を実践すると書く力の向上につながります。

暗記物の学習は、転記したり例文を作ったり、まとめて資料を作ったりすることで書く訓練をすることになります。子供たちは、書いて覚える方法を嫌うことが多いのです。時間的にも労力的にも効率が悪い気がするからです。しかし、中学受験の解答は読めても言えても得点できません。書く能力が合否を左右します。