中学受験の文法

中学受験の文法といえば最も大きなウェイトを占めるのが敬語の文法です。中学受験の場合受験生たちはまだ敬語を使わなければならない状態を経験していません。学校の先生と話す時も敬語を使うことは少ないと思われます。また、敬語の響きは今一つ今風ではない古風な感じもします。小学生にはとっつきにく分野なのです。

そんな受験生たちにとって、難解なのが謙譲語と尊敬語です。そもそも謙譲とは何なのかが彼らにはわかりかねることなのです。敬語は新聞や解説文などではあまり使われない言葉です。敬語に関していえば、九九と同じようにそれこそ、毎日音読して覚えていく方法が効率的です。もちろん、小説や物語にも出てくるでしょうが、残念ながらそれですべての敬語を網羅できるほどの頻度ではないのです。

中学受験用の国語の参考書には普通語、尊敬語、謙譲語の一覧表が付いています。目につくところに貼って覚えて行くのが最も効率的な方法です。

また、作文問題などにも対応できるように覚えておきたいのは、尊敬語は相手の動作に対して使う言葉、謙譲語は自分の動作に対して使う言葉だということです。たとえば、言うの尊敬語は「おっしゃる」ですがこれは目上の相手が言う場合に使います。謙譲語は「申す」ですが、これは自分が言う場合に使います。尊敬語と謙譲語は、その動作をするのが相手側か自分側かで決まります。
文法はルールですから法則があります。法則をつかんでしまえば文法はわかりやすい分野なのです。