暗記が読解を助ける

漢字、四字熟語、諺、慣用句に関して、試験の得点を底上げするツールと考えている方は多いと思います。確かに、これらのいわゆる暗記ものは、読解力や理解力といった一朝一夕では養うことが難しいものとちがって、たとえ一夜づけでも、試験の時に覚えてさえいればある程度得点を稼げるものです。

しかし、これらのものをどれだけたくさん知っていて、どれだけ深く理解しているかによって読解力や理解力が左右されます。中学受験の観点から見ればこれらは暗記ものですが、一般社会から見ればこれらの事柄はいわゆる教養というものの一つです。教養が深いほど読解力や理解力は上がります。

よく、国語はセンスの問題だといわれますが、センスは教養に裏打ちされて磨かれます。いわゆる、国語センスのある子供は四字熟語や漢字、ことわざなどはすでによく知っているはずです。

意味を深く理解することで単なる得点の底上げの道具から、読解力や理解力を上げる強力な武器になります。確かに国語力は幼少期からの積み上げの部分が非常に大きいのですが、四字熟語、ことわざ、慣用句、漢字を短期間で集中的にマスターすることである程度引き上げることができるのです。中学受験を決めたその日から集中的に猛勉強するべき事柄です。