中学受験の詩歌

中学受験の国語が重要科目であることは周知の事実ですが、それは、国語力が他の科目の問題を読んだり解答を書いたりする能力と直結しているからです。しかし、国語の中には知識よりも論理性よりも感性を重視する分野があります。それが詩歌です。もちろん小説や物語も感性は重視されますが、詩歌は作品そのものに感性が合えばわかるし感性が合わなければわからないという特質をもっています。

詩の作り方には特別のルールがありません。自由に言葉を連ねているので、時には、文章の体をなさないものがあります。それでも試験問題になるからには、これが正解だといわれれば大多数の人が納得できるような意味があるはずです。

詩の意味を明らかにするのには一つの方法があります。詩の中にある文章を拾い出すことです。一つの詩の中にいくつかの文章を見つけることができます。連なる言葉のどこからどこまでが一つの文章かを見つけ出して、{}でくくっていきます。{}内の言葉を普通の文章に直してみましょう。そうすれば、その詩が何を言おうとしているのかが見えてきます。そうなればしめたものです。この時点で設問に答えていけば物語文と似た感覚で挑むことができるのです。

文で書くほど簡単ではありませんが、出題される以上答えて得点しなければ合格は遠のいてしまうのです。