知識の抜けをチェック

国語の学習は、幼少期からの家庭環境が大きく影響します。本が身近にある家庭では、早くから大人向けの推理小説や軽い論説文を読んでいる子供たちがいます。そういった子供たちは語彙が豊富で情緒的にも早熟な傾向があります。国語の勉強はあまりしなくても国語の成績のいい場合が多いのです。中には、勉強はもっぱら算数や理科に集中していても国語の成績は、いつも一定レベルを堅持できる子供もいます。

早い時期に家庭環境で国語力を培った子供たちは中学受験においても好成績を上げることが予想されます。ただ、ごくまれに予想外のミスが起きてしまうことがあるのです。というのも、家庭環境の中で自然に覚えた知識は、時々、大きな抜けがあるのです。塾や学校での学習は、系統だてて習いますが自然に身に付いた知識には系統がないので必要な知識がすべて網羅されているとは限らないのです。

中学受験はいわば一発勝負です。たまたま、抜けている部分が出題されれば、それが試験の結果になってしまいます。家庭環境で国語力が培われているとはいえ、質のいい参考書を一冊完全にマスターしておくことが大切です。参考書や問題の数をこなすことには大きな意味がありますが、一冊を完全にマスターしてから数をこなす作業に移りましょう。