読む速度を上げる

中学受験では、国語の能力が全科目の成績を左右します。問題文を速やかに読んで正しく理解するためには国語力は欠くことができない能力なのです。当然、問題文を読む速度が速いほうが試験には有利です。

日頃から、長い文章、込み入った文章を読み慣れているほうが文章を読む速度は早くなります。一般的に若者向けの小説は一つの文章が短く、表現も端的で読みやすいものが多いようです。このような文章は作品としては魅力的でも、文章を読む速度を速める訓練には向きません。

子供向けの新聞も、文が平易なので訓練にはならないのです。面倒でも、一般紙を読む習慣をつけましょう。新聞の報道記事は一つの文章が短くないものが多いので文章を読みこなす練習にはちょうどいいのです。試験の問題文の中には、長文で読みこなすのに我慢が要るものもあります。新聞はこの我慢力を育てるのにも都合がいいのです。

しかし、毎日義務として新聞を読ませるというのもモチベーションを下げる要因になってしまいます。家庭の中で世間話として時事問題が話される機会が多くなると自然に興味がわいてきます。時事問題といっても、政治経済関係だけではなく、どこの動物園でパンダが生まれたとか、自転車事故でも大きなけがをするといったことです。このようなことはインターネットでいち早く報道されますから、家族で話題にしやすいのです。新聞を見て「ああ、これこれ」という感覚で読めればいいのです。